2008年5月13日火曜日

蒲団

寒い
最近朝イチのことばはこれではじまる
まあ寒いなら何か早く着ればいいのだ
いつまでもパジャマでいるから寒いのだ
しかし
着替えるために一度裸にならなくてはいけない
しかも今日は仕事もなく
外は雨だしわざわざ出かけることもない
なのになぜ
何のために
着替える必要があろうか
いや ない

そしてこの時点で
おや
きららはどこだ
と 探してみると

ちゃっかりとコイツは
わたしの体温でまだ温もっているところに
いるではないか
うーん寒い
もう一度蒲団に入ろうか
いや さすれば確実に眠りに落ちるであろう
そして次に目覚めれば時刻は昼過ぎ
あいやしまったと
後悔することであろう
そうだ
着替えるために
どうせ一度裸にならなければならぬのなら
風呂を沸かせばよいではないか
そうだ そうしよう
ええいうるさい
そして湯船につかると
そとからきららの
「うにょあおぉぉぉん」
というなんだかよくわからない
けどきっと寂しいんだろうなという
なきごえがこだましている
ふっ
まだまだ甘ちゃんよのう

風呂からあがっても油断はできぬ
髪が長いものにとって
そのままにしておくとさらに寒くなる
面倒だが乾かすしかない
ぶおお ぶおおと
ドライヤーをかけおわり
ふと後ろをふりかえると

エッ!?
ってこっちのセリフだがね
あんた
ここまでがんばって蒲団から目をそらしてきた
わたしを誘っているのかい?
このふわふわの蒲団に飛び込めば
いい夢がみられるって
そういっているのかい?
あんた
かわいい顔して鬼だねぇ
真綿で首をしめるような行為だねぇ

身も心もプライドもすてて
とびこんでもいいのだね
せっかく風呂に入り温まっても
結局それでいいのだね

馬鹿にしてんのかいー。







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