2008年3月3日月曜日

昔話

3月。
2002年の3月に
きららとおかさんは出会いました。

(当時はデジカメをもっていなかったので、写真をスキャンしました。)

実家をでたばかりでした。

物心ついたときから猫がだいすきだった私は

最初から猫を飼うつもりでした。

「自分のことだって大変なんだから、せめて3か月はやめておきなさい。」

母にそう言われていて、私もそのつもりでした。

里親とかでみつけよう。

そう思っていました。

ある日の夕方、ふらふらーっとデパートをふらついていて

その中にあるペットショップに入りました。

生まれたばかりのちいさい犬や猫がいっぱい。

買う気なんてまったくない。

ちいさいなあ かわいいなあ

なんて思ってぼーっとみていました。

だけどある瞬間、1匹のこねこに目を奪われました。

チンチラシルバーのこねこ。


(体はふにゃふにゃ、毛もふわふわでした。)

きららでした。
なんていうか かわいい だけじゃありませんでした。
たれ目とかっていうのじゃなくて
すごく困った顔をしていて
なんだかすごく頼りなくて
どうしようもなく情けない雰囲気
ちいさいから声もでないのに
何か必死で訴えていて
ただ私にそう見えただけかもしれないけど
とにかく心配になりました。

「どうしたの?なんでそんなに困ってんの?」
声に出して話しかけました。
私はその場からはなれられなくなりました。
とにかくずっとみていました。

(ちょっと大きくなったころ。)

しばらくただそうやって見つめているうちに

このこを毎日みていたい

と、思いました。

でもちょっと待て

私 里親で探すつもりだったんだ

貯蓄 ゼロ

どうする

刻々と閉店時間はせまってきて、私はあせりました。

悩んで悩んで思ったことは

このこを連れてかえらなくて、次きたときいなかったら

私はぜったい後悔する。

そして私が店員さんに発した言葉は

「じゅ・・・・・15回払いってできますか・・・・??」

きららに負けずこのときの私も相当情けないかんじだっただろう。

しかし、弱冠20歳になりたてのコムスメには

それすらもものすごい決断だったんです。


(こうやってなかれるので、仕事にいくのがいやでした・・・・・。)

今日つれてかえりますと言って、店員さんに説明をうけ
気づけば閉店後30分以上経過。
社員通用口からお店を出ました。
トイレやゲージは実家の猫の古いものを持ってきていました。
だけどいろいろ買えばそれはそれは重い。
大荷物で帰りました。
帰り道、そとはもう真っ暗でした。
このこの名前をどうしようか
と思ったのも一瞬
なぜかすんり決まりました。
なぜそれが ポンっとでてきたのかわからないけど
ちょうど小田和正の
「キラキラ」という曲がよく流れていた時期でした。
見上げれば星空。
きらきら いや それは違和感があるだろ
 じゃあ きらら 
と こんなかんじで決まりました。
女の子みたいな名前だねってよく言われるけど
なんとも思いませんでした。
私には、一番ひかってみえる。
こうしてきららとの生活がはじまりました。

もうあんな困り顔ではなくなって

今ではこんなに立派な佇まいですが・・・・・・。

まあ、困ることもなくなったってことなのかな。


あっというまに6年がすぎたけど

いまでも新しい発見はある。

力もついて、爪切りのときの抵抗もハンパなく

噛まれひっかかれ やりたい放題やられても

毎日毎日愛しいと感じます。

あのときのコムスメの決断。

よくやったぞ エライ!





ながながとありがとうございました!

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

出会いの記事書いてくれてありがとう!
ステキな出会いだね。運命だね。
キラキラ光るきらら★.。.:*・゚

まさまゆ さんのコメント...

dさん

だいぶお待たせしました!
やっと書けた~
書いて、よかった!
改めていろんなこと思い出しました。

匿名 さんのコメント...

なんかしんないけど、

感動しました☆

まさまゆ さんのコメント...

まろんさん

プライスレス

ですよ。